5か月で簿記2級に合格する│「しーくりくりしー」について

簿記3級試験は勉強したものの受験していない私が、3級試験をすっ飛ばし2級試験を受験することに。

記憶力低め、学力普通以下の私の簿記2級合格に向けた奮闘記です。

転職で有利と言われる日商簿記2級。

簿記3級の勉強はしたものの、受験していない私が5か月間で2級合格を目指します。

※なお私自身が合格するかもわかりません。当記事を読んで不合格の方がいらっしゃっても一切の責任をとれませんのでご了承下さい。

本日勉強開始2日目

 

当記事では簿記を勉強していると参考書やテキストでよく見る「しいくりくりしい」(しーくりくりしー)についてまとめてみました。

しーくりくりしーとは

しーくりくりしーとは以下の仕訳方法です。 

仕入れ / 繰越商品

繰越商品 / 仕入れ

これは何を表しているのかというと、

1行目で前期の商品在庫を当期に繰越して、

2行目で当期の商品在庫を来期に繰越します。

しーくりくりしーで何が分かるの?

売上原価が分かります。

売上原価とは

売上原価とは当期に販売された商品の仕入額のことです。

売上原価=期首商品棚卸高+当期商品仕入高-期末商品棚卸高

例 2月

1月の繰越商品 @100✕10個(1000円)

2月末の在庫数  5個(500円)

売上原価=1000円-500円=500円 となります。

2月に売れた商品は5個で仕入額は500円になります。

 

「しーくりくりしー」に当てはめてみると

仕入れ 1000 / 繰越商品 1000

繰越商品 500 / 仕入れ 500

売上原価を仕訳で確認する場合、1列目-2列目(1000-500円)をすると確認できます。

 

ちなみに

2列目の仕訳には実在庫数や商品時価は加味させず、記録上の数値を記入。

・商品の紛失による在庫数減少は「棚卸減耗損」勘定で別の列に記入。

・商品価値の低下による正味売却価格低下は「商品評価損」勘定で別の列に記入。

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